西洋占星術において火星は自分の行動についてあらわします。
見方や解釈はちがいはありますが、ジオでもヘリオセントリックでも、どう行動すればいいかは火星で読んでいきます。
火星について
火星について詳しいことはコチラの記事でも紹介をしています。
ざっくりと火星について説明をすると、
火星でわかることは自分の行動パターンです。
そして、行動をすることでどんな結果を得やすいかがわかります。
自分という個性を社会でどのように活かすか、どのような分野で活かしやすいのかがわかるのが火星です。
自分のチャート通りに動いていると、自分も楽で楽しいですが、その姿をみて、まわりの人にも良い影響を与えていきます。
それは火星のエネルギーが自分だけでなく、まわりにも燃え移っているからです。
ジオの火星の読み方
火星は自己主張や行動力、情熱、闘争心などのキーワードがあります。
ジオセントリックは、火星とつながる星座が自分の行動の特徴をあらわします。
ホロスコープを調べて、火星がどの星座とつながっているかを見ることで、自分の行動パターンや自分が暴走するときの特徴がわかります。
たとえば、
牡羊座にある場合は自己主張が強く、行動力にあふれる傾向があります。
火星が牡牛座にある場合は、堅実な行動や忍耐力が求められます。
このように自分の行動スタイルを知ることで、目標に合わせた行動を取ることができます。
ちなみにジオセントリックで火星は自分の好みの男性(男性の場合は理想とする男性像)、結婚のパートナーではなく、理想の彼氏像がわかるらしいです。
ヘリオの読み方
ヘリオセントリックでは、火星と外惑星(木星・土星・天王星・海王星・冥王星)のつながりが行動のパターンになります。
木星:催し物に参加する、主催する
土星:仕組みをつくる
天王星:仕組みやしがらみをこわす
海王星:癒やし、医療の仕事をする
冥王星:マニアックなことをする
読み方はさまざまですが、特徴としてはこんな感じのことがあげられます。
どういうふうに行動するかは角度によって変わっていきます。
メイン:リーダー、実行役、嫌われ役
サポート:実行役のサポート、空いたところのフォロー
外側:コンサル的立場、応援、関わらない、ジャマする(つもりはないけど)
今まで僕が読んできた経験だと、1〜2個くらいの目的がある人が多いです。
外惑星とのつながりがないコトもありますが、その人は社会とのかかわりよりも自分と向きあうことが人生の目的になっています。
行動といっても、どう行動すればいいの?
ということで自分の火星をいかして行動をすることで、自分だけじゃなく、まわりのためにも、社会のためにも良いことになるわけです。
じゃんじゃん行動をしていきましょう。
と言われて行動できれば問題はないのですが、そうはイカのゴールデンボールなわけです。
最近読んだ本に書いてたのですが、日本人はとくに行動するのが苦手です。
自分をアピールして行動するなんてできるわけがない。
そんなことをしてはいけない、誰が見てるかわからない、誰になんと言われるかわからない。
まわりもそうなんだから、自分も大人しくしてなきゃいけない。それが普通で当たり前。
そう思いこんでいる人が多いです。で、それがなぜかというとレムリアのころの記憶がそうさせるんだとか。
レムリアのころは、それぞれ青い光る石を持っていて、自分が輝く生き方をしていると、それに応じてその石も光ったようです。
ですが、その石はとても貴重で、悪いエイリアンが欲しがっていたんだそうです。
悪いエイリアンは、ボンタン狩りをしていた城東高校の生徒のように、青い石を奪っていたそうです。
とられてはたまらないと思った人たちは、自分を輝かせないよう、自分を押し殺して生きていたそうで、その名残りが日本人の記憶に残っているようです。
ということで、行動することにかなり抵抗はある人が多いでしょうが、その悪いエイリアンはいないし、誰も見てなければ、誰かになにかを言われることもありません。
アナタはそこらへんに転がっている普通の石です。誰も見てないし気にもしていません。
なにか言ってくる人は、アナタよりもレベルが低い人です。相手にする必要もなく、そう思っていれば見えない存在になります。
ジャマするのは?
で、僕はそんな行動できない人を心の生活習慣病にかかっている人だと言っています。
いままでの人生で経験してきたことや学んできたことから、
行動してはダメ行動することはキケン
自分はなにもできない
そこらへんの普通の人
普通の人は夢を見てもダメ
叶えるなんて、それこそ夢のようなこと
なんて思いこんでしまっています。
だから行動できないわけです。
で、それは自分がそうなるように自分の足を引っぱっています。
そんな自分と同じような意識の人と無意識でつながっているので、さらに行動がしづらくなっています。
行動するには?
じゃあどうすれば行動できるのでしょう?
そもそもツラいはずです。
自分の心でブレーキとアクセルをベタ踏みしている状態。それってツラいはずです。
自分では気づいていないかもだけど、魂の自分はツラいわけです。アクセルとブレーキベタ踏みの状態から抜けだしてほしいと、なにかサインを出しています。
ユーがはなしちゃいなよ。そのブレーキをおいている足を外してごらんよ
そう言っています。慢性的につづく痛みはそんなサインだったりします。
行動するには行動することです。小さな一歩を踏みだすことです。
人は自分に自信がないといいながらも、自分にできないことはないと勘違いしています。
それって、いきなり100歩くらい歩こうとする赤ちゃんのようなものです。
それまで這うことしかできなかった赤ちゃんが、まずは立てるようになり、そこから歩いてはこけることを繰り返し、よちよち歩けるようになります。
そこから普通に歩けるようになり、走れるようになるわけです。
小さな一歩をくりかえすことです。
ときにはこけて、頭に石が埋まるようなことがあっても、いつか歩けるようになり、アイドルになって歌って踊ることもできます。
自分に隠された無限の可能性を発揮するため、まずは小さな一歩を踏み出しましょう。
ヘリオセントリックは、その先にある人生の目的がわかります。
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