クリアランスメソッド

占星術で考える自己実現とは?|太陽の自分で生きる

星読みコラム

この記事では、西洋占星術の視点から自己実現についてまとめています。

西洋占星術でいう自己実現は「魂のままの自分で生きる」がキーワードになります。

そんな魂のままの自分で生きたとき、自分にどんな目的があって、どんな才能を輝かせているかについて読んでいくのがヘリオセントリックです。

ただ、魂のままの自分で生きるためにどうすればいいかは、ハッキリとした正解がなく、多くの人が魂のままの自分で進むため、あれやこれやと模索している段階です。

それはそのはずで、魂のままで生きることを目指すというのは、はじめてといってもいいくらいの出来事だからです。

太陽と月の関係

魂のままの自分を解くためのカギは、太陽と月にあります。

月について

月は太陽と並び西洋占星術において重要な天体です。

太陽が自己表現や個性を表すのに対し、月は感情や内面を表します。

また、月は女性性や母性とも結びつけられ、受容や献身的な愛を表すとされます。

月は太陽に比べて人間に強い影響を与えるとされ、例えば新月や満月の時期には感情やエネルギーが高まり、満月の時期は猟奇的な事件が起きやすいです。

また、月は不安を生み出すとも考えられ、自分のハウスに関することに不安を持ちやすいとされています。

たとえば6ハウスは健康についてあらわすとされているので、月が6ハウスにあると病気にならないよう健康に気を使う傾向があります。

さらに月は感情や生活習慣、無意識の反応を表すので、自分がどんなときに傷つき、どんなことで癒やしを感じるかもわかります。

自分の月星座を知ることで、知らずしらず自分を傷つけることが少なくなり、自尊心を高めることになります。

自尊心が高いと周りの人との関係性も良くなり、お互い存在を認めあい、自分軸をもちながら周りと調和して生きていけます。

そんな「自分軸をもちながら周りと調和して生きる」が魂のままの自分で生きてる状態です。

まず月星座を癒やすことが、魂のままの自分で生きるきっかけになるかもです。

太陽の自分

星占いで使われるのは太陽星座です。

太陽は魂そのものであり、自己表現や個性を表します。つまり、「自分らしさ」を意味するとされています。

しかし、多くの人は太陽に隠された自分の真の姿や可能性、自己実現に向けたポテンシャルに気づかず生きています。

太陽を活かして生きることができる人は、1,000人に1人と言われています。

よって、星占いがピンとこない人の方が多く、自分の目的を知り、自分の可能性をひらいていくために活用できる占いが、逆に魂のままで生きるための邪魔をしています。

太陽の自分を輝かせることで前に進む力が自分の内側から生まれ、自分がやりたいことに挑戦しながら、ワクワクして生きることができるわけです。

月が邪魔をする

自分の本来の姿で生きようと願っていても、月によって邪魔されていることがあります。

月は7歳までの人格を表す星で、この頃にいわゆる普通であることや同じことを繰り返すことを学ばされます。

同じことを繰り返すことで、安心を得られるという月の特性によって、不安を避けることができるようになるのです。

しかし、このような生き方によって、

今だけ、金だけ、自分だけ

と自分本位になり、

他人から奪い、奪われるのがイヤな「御身大切精神」になっています。

魂のままで生きるためには、そんな御身大切精神から抜ける必要があります。

ですが、子供の頃にドップリと植えつけられた御身大切精神というドレイの考え方から抜けづらい仕組みに社会がなっているので、なかなか抜けづらいものです。

これは「黄金の手錠、黄金の鎖」と呼ばれていて、鎖でつながれていることが楽で当たり前、鎖がどれだけ豪華なのかを自慢しあう状態です。

どんな車にのって、どんなとこに住んでいて、どんなものを持っていて、どんな人と関わっているか自慢している人を見ると、自分がドレイとしていかに優れているかを自慢してるように感じたら、社会不適合者の仲間入りです。

そんな社会不適合者こそが、実は魂のままで生きるということかもしれません。

魂のままの自分とは?

ここからは個人的な感想ですが、

なにがあっても自分は自分

なにがあっても死ぬこと以外カスリ傷

矢でも鉄砲でも持ってきやがれぃ!
ぜんぶハジキかえしてやるぜぃ!
べらぼうめ!

と開き直り、自分の価値観を大事にして生きることが魂のままで生きることだと考えられるようになりました。

そういう生き方をするなかで、状況や望む人生のために、お金で苦労することもあります。

ただ、お金があるからしあわせというわけじゃないと考え、お金がないならないで何とかするし、必要なものは必要なときに、何かしらのカタチでやってくるようになります。

お金はないけどストレスもなく、お金のかわりに時間はたんまりあるし、ワクワクすること、やりたいことが増えました。

やってやりたいことに挑戦していくうちに、お金をつくる力がついていき、お金をコントロールできています。

キライな人は近づかなくなり、好きな人と最適な距離感で、パートナーはいなくても気にはならず、自分の時間を楽しめています。

不安はありますが、不安をどうすれば乗り越えられるかアイデアを考え、とりあえずやってみて、できなきゃ他のアイデアを考えりゃいい、と不安を軽くとらえるようになりました。

いわゆる普通の生き方ではなく、まともな人生ではなく、みんなができることではないですが、自分にとっては心地よい人生になったなぁと感じます。

と、個人的な感想になりましたが、

月星座の自分を理解し癒やし受け容れ、太陽星座に隠された自分の可能性を思い出していくことで、

1人でも多くの人が魂のままで生きることを自分にゆるすため、なにかヒントになればと願っています。

コメント