クリアランスメソッド

ヘリオセントリックに月がないのは、なぜ?

星読みコラム

ヘリオセントリックの盤面(チャート)には月がありません。

ジオセントリックでは重要とされる星ですが、ヘリオセントリックに存在しないのには理由があります。

ヘリオセントリックでは魂のままで生きている自分を読むからです。

魂のままの自分って?

努力してるつもりはなく
好きなことをやっていたら
気がつけば
望んでいることが実現してた

自分を押し殺さず
といって我を通さず

周りと調和しながら
心地よく進んでいる

それが魂のままの自分で生きていることで、そんな生き方をしているときに、

どんな目的があるか
どんな才能を輝かせているか
どんな役割が得意なのか

を読むのがヘリオセントリックです。

ヘリオセントリックでは潜在意識と顕在意識が統合されている「魂のままの自分」を読むので、潜在意識をあらわす月が地球と一緒になっています。

なのでヘリオセントリックの盤面には月がないわけです。

潜在意識をあらわす月

潜在意識は読んで字のごとく、潜った(隠れた)意識のことで自分では気づくことができない無意識の行動を管理する意識です。

この潜在意識は90%以上をしめていて、僕たちの何気ない行動は潜在意識の状態によって決まります。

そんな潜在意識をあらわすのが月で、ジオセントリックでは太陽と同じくらい大事な星とされています。

なぜ月が大事なの?

西洋占星術はカバラという考え方も取り入れられていて、このカバラには「セフィロトの樹」というものがあります。

セフィロト(生命)の樹

このカバラの考えをもとに、西洋占星術では太陽系にある惑星のエネルギーは月に集まり、そこから地球に入ってくると考えられています。

月は潜在意識をあらわす星なので、月がちゃんと機能していないと宇宙のエネルギーが地球(自分)に届かず、取り残された感覚になり不安を感じやすくなるわけです。

この月を活かすことで潜在意識からのメッセージに耳を傾けられるようになり、

大きな何かとつながっている安心感が生まれ、普段の何気ない行動が最適化されて、

「とくに何もしてないのに物事が上手くいくんだよなぁ」

と思えることが増え、行動の結果と質が大きく変わります。

月の活かし方

そんな月をどうやって活かせばいいかというと、まず月星座の自分を満たすことです。

いわゆる星占いは太陽星座のことで、ジオセントリックは太陽以外の惑星にも、それぞれ星座を組み合わせます。

月の特徴をあらわす星座は自分の女性性なので、女性は月星座の性格や特徴のほうがしっくりくることが多いです。

この月星座をこじらせていると潜在意識がうまく機能しなくなり、

・行動したいけどできない
・自分に自信が持てない
・できない理由しか見つからない
・誰かの目が気になって動けない

と、魂のままの自分で生きることができなくなり、

毎日同じようなことの繰り返しにうんざりするけど、自分はなにをしたいのか、そもそも何ができるかわからない、

自分らしく生きるなんて自分にはできるわけない、こんな自分なんて、どうせ自分なんてという無力感があり、

行動することに制限がかかり、行動するために許可が必要になる「心の生活習慣病」をこじらせた状態になります。

そんな心の生活習慣病から抜けるためには自分の月星座を知り、自分の月星座を満たすことです。

月星座を満たす期間は必ずやってくるもので、それは魂のままの自分で進むための充電期間です。

この充電期間は、インナーチャイルドを癒やすなど、過去の自分と向き合いトラウマになっているネガティブな感情を解放するためにあります。

そして、癒やしが進んでいくと、潜在意識にポジティブなエネルギーが溜まっていき、ポジティブな情報が集まりやすくなり、

大きな何かとつながっている安心感が生まれ、無条件でしあわせを感じられるようになります。

月星座を活かすことで安心感がうまれ、この安心感があることで太陽星座の自分が輝くようになります。

月星座の調べ方を参考までに
<月星座 調べる>で検索

月星座が満たされると?

実は太陽星座を活かして生きている人は1,000人に1人くらいと言われていて、

アラン・レオ氏いわく

いわゆる星占いがしっくりこないのは、太陽星座の自分を活かしきれていないのが原因だったりします。

で、月星座が満たされると自分の太陽星座が輝き、ほかの星と調和しながら魂のままの自分で進めるようになります。

魂のままの自分で進んでいくと、人によっては人間関係がデトックスされ孤独を感じることもあります。

そして、時には、

このまま進んでいいのかなぁ
自分らしくなんてワガママかも
責任感ないと思われてるかも
誰かに何か言われてたらどうしよう

といった不安が出てくることもあります。

そのときに活躍するのが、満たされた月星座が生み出す安心感です。この安心感は、

どんなことがあっても大丈夫
どう思われても大丈夫

なにがあっても
どうなったとしても

それはそれでいいのだ
これでいいのだ
コレがいいのだ

という気持ちを生み出し、魂のままの自分で進むためのサポートをしてくれます。

魂のままの自分とは、

努力してるつもりはなく
好きなことをやっていたら
気がつけば
望んでいることが実現してた

自分を押し殺さず
といって我を通さず

周りと調和しながら
心地よく進んでいる

という生き方をしている自分で、それは潜在意識と顕在意識が統合された状態です。

潜在意識をあらわす月がヘリオセントリックの盤面にないのは、地球(顕在意識)と月(潜在意識)が統合されているからです。

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