ヘリオセントリックは「魂のままの自分」で進んだとき、
どんな目的があって
どんな才能が輝き
どんな役割が得意か
ということを読んでいきます。
そんなヘリオセントリックは、今までの占いとは違い、わからないことがあります。
いわゆる占いって?
占いは世界最古の職業の一つと言われています。
西洋占星術も、一応、人類最初の文明とされるシュメール文明のころに存在していて、星の配置で吉凶を判断していたんだとか。
いつの時代も人は悩み、悩みを解決するために占いは利用されています。
ですが、今までの占いは人を依存させ、人の心をオリに閉じ込め、魂の成長をジャマするんじゃないかと僕は考えています。
そんな今までの占いでわかることがヘリオセントリックの星読みではわからなかったりします。
運勢
なにか新しいことをはじめるとき、いつ始めればいいか気になるものです。
ですが、占いで運勢を調べて最高の状態で事業をはじめたところで技術や知識がなければうまくいくはずはないし、
お互いに歩み寄る姿勢がなければ、結婚しても、つまらない意地の張りあいして後悔するだけですし、
転職をしたところで、いまのご時世、会社がいつ、どうなるかわからないので、占いで運勢を調べて行動したところで意味はないんじゃないかと僕は考えています。
ヘリオセントリックで運勢を知ることはできず、いつ何を始めればいいかと言われたら、
「今でしょ!? まず何か動いてみること」
が基本的なアドバイスになります。
相性
ベストパートナーと出会えるのは、前世までの徳や今までの行いが関係していて、
相性が良いから結ばれるというわけじゃなく、運良く結ばれても幸せな関係性になるわけじゃありません。
魂のままの自分で進み出し、生計感覚が身につくと、お互い精神的に自立した対等な関係でいられるパートナーに出会える可能性が高くなります。
ヘリオセントリックでは、それぞれに足りない部分をどう補い合えるかを読むことはできますが、いわゆる相性の良し悪しはわかりません。
適職
ヘリオセントリックでわかるのは、
いま自分にできる与えられた仕事をどうすれば周りの役に立ちながら自分を輝かせられるかです。
魂のままの自分で進めていれば、どんな仕事をしていても気にならず、
周りとの関係も上手くいくし、
自分の仕事じゃないなら、仕事をこなしていれば環境が自然に変わります。
この世界にある仕事は自分の捉え方で適職にもなるし、ドレイの労働にもなります。
金運
雇われている以上、知ってもムダです。
どんなに個人の金運がよくても、会社の業績が悪ければ給料としてお金が入ってくることはなく、個人で仕事をしていても社会の景気に左右されます。
そもそも一庶民である我々の金運は、この社会では反映されない仕組みになっています。
金運がよくても、せいぜい臨時収入が入ってくるくらいで、それは「棚ぼた」レベルの奇跡と考えたほうが無難です。
問題なのは「お金がほしい。お金さえあれば何とかなる。(なんの努力もしないで)お金が入ってきてほしい」
と、お金がないことにネガティブな感情を持ち、ただなんとなくお金を欲しがる心の状態です。
今のお金の仕組みは地球独特のルールで、お金について勉強すると、お金に対するネガティブな気持ちはなくなっていきます。
お金という宗教から抜けるのも、いまこの世界に生まれてきた人たちの宿題じゃないかと僕は思っています。
当たる占いに頼ってもムダ
メディアの情報や社会の仕組みによって、「占いは情報弱者のおもちゃだなぁ」と、
ヘリオセントリックを提供して感じるところです。
占いというと、まず頭に浮かぶのが「当たるかどうか」です。
当たる占いは二つパターンがあり、一つは行動パターンや性格について当てることです。
これは普通に占いを勉強していれば当てられるのは当たり前で、逆に当てられないのは占い師としてはプロのレベルではありません。
当たる占いで問題なのは未来予測です。
「占い師に未来がこうなると言われたけど、ホントにそうなった」
「あの占い師さんがユーチューブでこうなるって予言してたけどホントにそうなった」
なんてウワサが広がって、そのウワサを耳にすると自分も占ってほしいと思いがちです。
ですが、未来なんて誰にもわかるわけはなく、未来が当たる占いのほとんどはインチキと思っていたほうが無難です。
なんで未来が当たったかというと、
適当に言ったことが当たった
インターネットに出回っている予言のほとんどは、いろいろと言っておいて、当たったことだけを残し、いかにも100%的中したかのように見せています。
いわゆる未来が当たる占い師も同じで、当てられた人は奇跡にあったかのように興奮して言いふらしますが、確率はさほど高くないんじゃないかと思います。
未来なんて誰にもわからないから、自分で創っていけるんだと思うほうが健全な心の状態です。
もともと知っていた
「次の戦争は核じゃなくてウイルスや細菌」
と予言した人がいますが、これは元々そうなるのを知っていて、そうなるように動いていて、そうなるのを止めようとするのを止めたからです。
陰謀論なので真実とは言えませんが、そう考えると色々つながるのも理解できる話でもあります。
問題なのは当たってしまうこと
占い師に言われたことがなんで当たったかというと、もう一つ理由があります。
それは「占い師に洗脳、マインドコントロールされた」からです。
占い師と相談者の関係は、占い師のいうことにしたがう縦の関係になりやすく、心の状態によっては、
占い師なしには生きていけない
自分で判断するのがコワい
と精神的に依存してしまいます。
そうやって精神的に依存させて高額な商品やセミナー、組織に勧誘することで生計を立てる占い師もいて、
日本の占いをふくむスピリチュアルな業界は、まだまだ幼稚で未成熟だったりします。
魂のままの自分で進む時代

誰かの言うことに従って生きていれば安心
これって昔の価値観で、いまはその価値観が通用しなくなっています。
そんな誰かの言うことにしたがって、みんなと同じことをするのに違和感を感じている人たちが、
自分はなにをしたいんだろう
そもそも何ができるんだろう
と考えるようになり、動かなきゃいけないのはわかっているけど、なにをどう動けばいいかわからないと悩む人が増えてきました。
それって魂のままの自分で進むための、いわゆる「産みの苦しみ」というやつです。
そんな苦しみの状態でいると、たしかな未来の答えがほしくなるものですが、その答えは自分の内側にあるものです。
ヘリオセントリックの星読みは、そんな自分の内側にいる魂のままの自分が求めていることに気づくためのツールだと僕は考えています。
今までの占いのように明確な答えが出ないこともありますが、
魂のままの自分で進みたい人には、なにか新しい目線のヒントが見つかるはずです。
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