クリアランスメソッド

ヘリオセントリックで使う角度、その意味

ヘリオセントリックの角度

ヘリオセントリックも従来の西洋占星術「ジオセントリック」のように角度があります。

ジオセントリックでは角度のことをアスペクトと呼んでいて、

ヘリオセントリックもジオセントリックと同じ数字の角度を使いますが、使い方や解釈が少し違います。

この角度(アスペクト)を読めるようになってくると、さらに深く「魂のままの自分」が理解できます。

ジオセントリックのアスペクト

星と星が意味のある角度でつながっていると、それぞれの星の個性が強く発揮されて、

行動や思考に影響を与えるというのがジオセントリックのアスペクトの考え方です。

ジオセントリックでは、

メジャーかマイナーか、ソフトかハードかで数字を分類していきます。

メジャー&ソフト
0°、120°、60°
メジャー&ハード
0°、180°、90°

マイナー&ソフト
30°、72°、144°
マイナー&ハード
45°、150°、135°

数字にはそれぞれ難しいカタカナ用語がありますが、僕はめんどくさいし、そもそもセッションでは使わないので覚えていません。

さらにジオセントリックは「複合アスペクト」なるものもあって、

「くらえ! グランドクロス!」

とか

「燃えろオレのコスモ! ミスティック・レクタングル!!」

など

アニメやゲームのキャラが使う必殺技についてそうな用語もあります。

ヘリオセントリックの角度

ジオセントリックは思考や行動のパターンをアスペクトで読んでいくようですが、

ヘリオセントリックの角度は魂のままの自分が得意とする役割を読んでいきます。

ジオセントリックではメジャーorマイナー、ソフトorハードに分類していますが、ヘリオセントリックは角度を4つに分けます。

構造系

180°、90°、45°

角ばった感じの角度が構造系です。

構造系の角度が多いと人生で苦労することが多かったりします。

ただ、これって自分がそうすると約束して生まれてきたので、逆に無難に進もうとするとキツくなることもあり、

苦難、困難に立ち向かうことが趣味になってくると、徐々に角がとれて、自分のコンプレックスがギフトに変わり、誰かの役に立つ役割の人が多いです。

循環系

120°、60°、30°

「責任? なにそれ?」

という世界観が根本にある人が多く、いままでの組織で責任を求められるのがキツイ人が多いです。

ただ、責任感がないというわけじゃなく、魂のままの自分で進んでいると、うまく物事が運ぶように役割を器用に変えるのが得意になります。

ワタシがやらなきゃ誰がやる

じゃなく

ワタシがやらなきゃ誰かやる

くらいに思っている方が上手く進めます。

良縁系

72°、144°

循環系と同じように上手く立ち回るのが得意ですが、循環系にくらべるとキャラが立っているのが良縁系の角度が多い人の特徴です。

良縁系は「学びあいの角度」ともいって、まずは人から学び学んだことを人に教えることを繰り返すことが魂の役割な人もいます。

水星に縁がある人は特に何かを学び、それを伝えるのが得意、もしくはそんな役割をしたいという人が多いです。

客観系

135°、150°

基本、組織の外にいる人です。

別に距離をおきたいわけでもなく、かといって嫌われているわけでもないのに組織の外にいることが役割になります。

んで、なにか問題が起きたら組織に入ってチョコチョコと仕組みを動かしたり、ジャマなものをどかしたり壊します。

「うわぁ、なにしてくれてんのオマエ!」

と最初は思われても、後々になって感謝されます。

「これだけは誰にも負けない」

そんな必殺技を持っておくと良いです。

その他

51.4°

ほとんど読まないです。

あってもなくても気にならないし、魂のままの自分で進んでいても、あまりピンとこない角度です。

「まぁ、たしかに、言われりゃそんな感じがしないでもないけどなぁ」

と微妙な反応になります。

個性がなくて困ってるという人は、他の角度も少なく、この角度が多かったりします。

それぞれのキーワード

ヘリオセントリックの星読みで大事なのは枠やルール、決められた意味を当てはめるのではなく、

連想ゲームのように妄想をふくらまし、しっくりくる感覚を大事にして星を読んでいくことです。

星読みをやればやるほど意味は増えていくので、どんどんやってみてください。

参考までに僕がつかっている、それぞれの角度のキーワードを一例としてシェアしておきます。


天才、天才性、職人、当たり前、融合、心地よさ、気づけない価値

180°
苦手意識、ど根性、ヒーローズジャーニーの主人公、対になる、誰かがついてくる

120°
しあわせの角度、かけがえのないパーツ、永遠にまわるエネルギー、豊かさの素

90°
矢面に立つ、目立つ、盾、実行部隊、強い責任感、タイタニックの楽団

60°
オールマイティー

45°
筋交い、指示を実行、サポート、実は影のフィクサー

30°
(アーティスト、球団の)ファン、魂の本質、主役がキライ、名バイプレイヤー、取りかかりやすい

72°
学ぶ、教わる、教える、キャラが立った名脇役、ゴレンジャー

144°
評価が分かれる、人知れず誰かの助けをする、憎めないダメなやつ

135°
一芸で人を助ける、輪の外にいる、名コンサルタント、組織の隠れキャラ

150°
別行動の達人、ぼっち、責任がないことが責任、ひょうひょうとした、浮雲

「これって、この角度の意味であってるのかなぁ」

と不安な方はコメントくださいませ。あなたの質問が誰かの助けになるかもです。

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