タロット占いは過去、現在から望んでいる未来を占うための方法の一つとして古くから使われているカードを使った占いです。
偶然引いたカードには意味があり、そのカードに描かれたシンボルや図像を読んで、望んでいる未来を読み解いていきます。
たまゆら庵では、
望んでいる未来の暗示
抱えている問題の解決
パートナーとの関係性
などの相談にタロット鑑定を提供しています。
自分の内側に隠れた、言葉にできない問題を引き出し、自分で未来をつくるためのお手伝いがたまゆら庵のタロット鑑定です。
タロットって? なんで当たるの?

タロット占いの歴史と起源
タロット占いは、14世紀にイタリアで始まりました。
最初は花札のような遊びに使われてたのですが、遊牧民族(ジプシー)が使用しだしてから呪術的要素がはいり、ウェイトさんという人がカバラという考えをとりいれて作ったカードを作り、そこから占いのツールと認識されるようになりました。
タロットは神秘的、呪術的なイメージがありますが、遊びのカードから生まれたものです。
タロットはなぜ当たる?
これはタロットを使っている人も
「わからない」
というのが実情です。
なかには神さまからの暗示とか、霊能力を使ってるからとかほざく人もいますが、誰が使っても当たりますが、当たる理由はちゃんとはわかっていません。
そもそも霊能力がある人は一億人に一人くらいの割合と言われていて、ほとんどの霊能力者は自称で、ついてる霊も低級霊であることがほとんどです。
僕自身、霊感も霊能力もありませんが、バッチバチに当たります。
その理由は「共感力」で、この力が高いかどうかが的中率に関係していると僕は考えていて、この力は誰にでも身につけられます。
ということで何が言いたいかというと、タロットに特別な能力は必要なく、自分に特別な能力があって、その能力で
「アナタを占います」
という人には近づかないほうが良いですよ、ということです。
タロットカードの意味と使い方

タロットカードにはそれぞれ意味があります。カードに書かれた数字や図像、位置など、多くの要素が関係して決まります。
ウェイトさんが作った「ウェイト版タロット」は、集合無意識という領域にあるアーキテクトにアクセスできるようにカードが構成されていて、自分自身が気づけない内面の深いところから自分に対する洞察を得ることができます。
アーキテクトとは、ほとんどの人が同じことを連想するカタチのことです。
たとえばハートを見てネガティブなイメージをする人は少ないはずです。
このハートのようにほとんどの人が同じ連想をするカタチをアーキテクトとよび、ウェイト版タロットはこのアーキテクトを使ってカードを構成しています。
で、タロットのカードの中には、怖いことや不吉なことを想像させるカードもありますが、どのカードも必ずポジティブな要素があります。
自分の人生を旅する上で、不吉なことにも必ずポジティブなことがあります。すべては自分が成長する上で大事な出来事と捉え、自分で運命を切り拓くのツールとしてタロットを使うことが重要です。
タロット占いを受ける前に知っておきたいこと

これは占い全般にも言えることですが、魂的自立が人生の目的で、そのヒントを得るのがタロットや占いの役割です。
受ける際に大事なのは「主体性」で、主体性がなくタロット鑑定を受けると高い確率で依存し、本来の人生の目的である魂的自立とは逆の方向に行くことがあります。
自分で人生をコントロールして人生をより良くするためのツールとして活用するため、タロットのメリットとデメリットを知っておきましょう。
タロット占いの効果とメリット
タロットカードにはそれぞれ意味があり、カードに描かれたシンボルや図像を読むことで、望む未来を読み解くことができます。
また、タロット占いは自己探求の手段としても利用されています。タロットカードには、自分の内側に隠れた問題を引き出し、自分で未来をつくるためのお手伝いをする効果もあります。
そんなタロットのメリットは「今、現在の状況」がハッキリわかることです。
その結果としてどんな過去があったか、それをふまえて、どんな未来を望んでいるかがわかります。
また自分では言葉にしづらい、自分の奥深くにある悩みにアクセスし、自分が抱えている問題を引きだすことができ、自分一人では解決しづらい問題を解決するのにも役に立ちます。
いわゆる、
「あー、なんだっけ。うーん、ここまで出かかってるんだけど。うまく言葉にできない」
ということを言語化しやすいのがタロットをつかう最大のメリットだと僕は考えています。
西洋占星術とタロットを組み合わせて使うことで、自分の魂がどのような生き方を望んでいるか、そのために今なにをすればいいか、その結果、どうなるか。
ということを把握しやすくなり、いま自分がやることに集中しやすくなります。
タロット占いの注意点とデメリット
タロット占いは、自分の現在地がわかり、どっちに進もうとしているかがわかるというメリットがあります。
と同時に注意点やデメリットも存在します。
一つは占い師によって解釈、結果が異なることがあることです。
占い師の経験、技量、直感、および知識の程度によって、タロットカードに示されたメッセージの解釈が変わります。
そして占い師の人格も判定に大きな影響があり、人を依存させてお金をしぼりとろうとしている占い師だと、最終的に車一台を買えるまで絞りとられるなんてこともあります。
特にタロットは一見、不吉なことを想像させるカードもあり、なんにも知らないと、占い師のいうことを鵜呑みにして、不安をあおられて言われるままになることもあります。
タロットの絵にはポジティブとネガティブの両方が入っていて、自分がどっちに目を向けているかに気づくためにタロットは存在します。
占い師の言うことは数あるアドバイスの一つと考え、最終的に自分がどうするかは自分で決める必要があります。
最終判断はクライアントがする
カウンセラーはしちゃダメ
というカウンセラーとしての基本原則、立ち位置をちゃんと理解している占い師に占ってもらうことが大切です。
二つ目は自分に主体性がないと当たりづらいというコトです。
タロットをふくむ卜術(ぼくじゅつ)は、問題を明確にする必要があり、問いかけが漠然としていると、返ってくる答えも漠然として役に立たないアドバイスになり、時間とお金がムダになります。
「未来がどうなるか?」
と漠然と問いかけるのでなく、
「未来の選択肢としてAとBがある。それぞれどんな結果が生まれるか」
など、自分はこうしようと思っているという自分の意思をハッキリさせることがタロット占いを使いこなすために大事なポイントです。

とはいえ、いまの社会は自己評価が低くなり、自分に自信を持てず、誰かになにかを決めてもらって、安全なほうへ進む道を選びがちです。
最初はそれでも大丈夫ですが、自分に向き合い、自分の可能性を探求し、
自分で自分の道を決めていく
そんな強い気持ちを育てるためにタロット占いを使ってもらえればと願っています。
タロット占いは自己理解や将来を予測するツールですが限界や欠点もあります。
タロット占いを行うにはオープンマインドで接し、カードの解釈が読者によって異なることを理解することが重要です。
タロット占いは有益な指導や方向性を提供することができますが、重要な人生の決断に完全に依存するべきではありません。
タロットは神秘的でも呪術的でもない
誰でも勉強すれば当てられる
なので占い師のいうことを鵜呑みにしない
最終的には自分が判断する
を理解している人に占ってもらう
がタロットを受けるために注意しておきたい心がまえです。占いを正確に理解して、前向きに人生を過ごせることを願っています。
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