ヘリオセントリックは、一般的な占星術とは読み方が違います。
一般的な占星術は惑星と星座の組みあわせで読んでいくのですが、ヘリオセントリックは「縁があるか、ないか」を基本に読みます。

上の図はヘリオセントリックのチャート(ホロスコープ)でして、それぞれの枠の左下に数字が書いてあるところが縁のある星です。
一般的な占星術より単純なので、普段の生活に星からのメッセージを取りいれていきたい方にはヘリオセントリックの読み方はオススメです。
んで、単純ではあるけど、単純であるからこそ自由度が高く、はじめてヘリオセントリックの星読みに挑戦する人は、
「これでいいのかなぁ」
「コレであってるかなぁ」
と不安になってしまうところがあります。
星読み協会さんがやっているヘリオセントリックの星読みは教科書みたいなものはなく、
世間に出ているヘリオセントリックの本は、一般的な占星術から派生したもので、ヘリオセントリックに関しては、
「これが正解」
という考え方や読み方はありません。
今回の記事も、
「僕はこういう風にとらえてるよ、知らんけど」
というスタンスで書いてます。ですが、なにかヒントになればと願っています。
縁のない星

縁のない星から説明すると、チャートでいうと意味のある角度でつながっていない星の組み合わせです。
この星の組み合わせは、生まれる前にしてきた約束じゃなく、
・興味がない
・考えたこともない
ことなので、星を読んでも「?」といった感じのことです。
当然のことながら、この星の組み合わせから生まれる才能が開花するなんてこともないです。
なのですが、セッションをやっていると、いわゆる「ないものねだり」をしている人がいます。
自分には縁がない組み合わせなのに、
「憧れの誰かが持っている組み合わせをジブンも持っているはず」
と勘違いしてます。
これは「じゃんけんシンドローム」という心の生活習慣病にかかっていて、憧れの誰かとそこらへんにいる普通の自分という妄想にハマっている状態です。
よくよく落ち着いて考えてみると、別にやりたいわけじゃないことなので、そこを頑張るより自分にしかできない縁のある星の組み合わせにフォーカスするため読んでみるのもアリです。
ホントにピンとこない事ばかりで、読んで時間のムダだったことに気がつけます。
縁のない星の組み合わせは自分が無関心なこと
興味があっても、そこの能力はのびない
縁のある星

縁のある星は、
・縁が深い星
・縁が強い星
という風に僕はわけています。
縁が深い星
強い角度でつながっている星の組み合わせです。この組み合わせがある人は、この組み合わせが魂の核となり、行動の原動力になります。
あるからすごい、ないから普通。というものではありません。
強い角度:0°、180°、120°、90°
んで、この組み合わせがあると素晴らしいみたいに感じますが、そのぶんツラい人生になる人もいます。
0°
「当たり前」というキーワードがある角度なので、自分では気づけない、ピンとこない角度でもあります。自然と使いこなせるので目立ってしまって、周りからおさえつけられることもあります。
周りの人に聞きまくることで実感が湧いてくる角度です。聞きまくりましょう。
180°
「苦手意識」を生みやすい角度で、どことなく自分には使いこなせない、でも興味がある、でもやるのは大変そうだなぁ、どうしようかなぁ、こわいなーこわいなー。と思いがちな角度です。
努力次第で伸ばせる能力なので、他の組み合わせを開かせていって、最期にとりくむ角度とも捉えられます。
120°
「しあわせの角度」と僕は読んでいて、この角度の人がいるのといないとでは、周りの「しあわせの質」が大きく変わります。この角度があるのに発揮できてないと思ったら、
しあわせだなぁ
豊かだなぁ
心地良いなぁ
とつぶやいておきましょう。
90°
「実行役」なので、味方には頼られるけど、敵には一番先に標的になる人です。
もうねぇ、これねぇ、この角度でつながってる人は諦めるしかなくて(苦笑)
んで、こういう生き方を選んで生まれてきた、と開き直るとうまくいきます。
縁が強い星
同じ角度、同じ系統の角度が多いのが、縁の強い角度です。
人生を大まかにみたとき、こういう行動や役割をすることが多いなぁと感じやすいのが「縁が強い星」です。
縁の薄い星
30°、45°、135°、150°、144°は縁の薄い星と捉えています。
・主体性がない
・周りと仲良くなりづらい
・人を応援したい、フォローしたい
と考えたり、悩んでいる人は、縁の薄い星の組み合わせをもっていることが多いです。
「こんな自分なんて」
と思うことも多いですが、うまく使えると軽やかに人生を過ごすことができ、誰かの喜びが自分の喜びと感じられます。
日本では、あまり良い感じにとられないかもですが無責任な生き方ができ、それを望んでいるのが縁の薄い星の組み合わせを持った人たちです。
縁のある星は角度がついている星の組み合わせ
深い、浅い、強い角度がある
それぞれ特徴があり良い、悪いはない
みんなちがって みんないい

ヘリオセントリックは「みんなちがって みんないい」ことに気づくための占星術です。
と僕は思っています。
いままでの世界は、ピラミッド型の組織にいれば安心・安全と信じられていましたが、実は下にいる人間はドレイ以下の搾取される存在だったことが明るみに出始め、いままで「しあわせと思っていたもの」はすべて搾取されるため、すりこまれた思いこみだったわけです。
なんて思っている人には生きづらい社会でしたが、その呪縛はようやく解けつつあります。
なんのために生まれたんだろう
なにがしたいんだろう
なにができるんだろう
本来スピリチュアルと呼ばれるものは、そんな答えのない問いかけに自分で答えを生みだすツールで、ヘリオセントリックもそのツールの一つです。
答えは自分の中にしかなく、自分で探し、気づき、認めていくことで、次第にわかってくるものだと僕は思っています。
ヘリオセントリックを通じて、かけがえのない自分という存在に気づいてみってね〜
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