ヘリオセントリックの星読みは占いというよりカウンセリングやコーチングに近く、ジブンがホントに望んでいる人生をおくっているときの自分の人生の目的、その目的を果たすために活かせる才能や役割を知るツールです。
で、ヘリオンセントリックの星読みは、他の占いにある教科書のようなものはなく、読み方は人それぞれで正解があるようでないです。
んじゃあ、なにが正解かというと「しっくりくる感覚」です。
そのしっくりくる感覚と、そのしっくりくる感覚の磨き方についてです。
しっくりくる感覚

ヘリオンセントリックの星読みに正解はありません。
たとえば地球と土星が0°でつながっている人は、こんな目的があって、どんな機能を活かせるという正解はありません。
同じつながりであっても、人によって感じ方がちがっていて、同じことを言ってもしっくりくる人とこない人がいます。
たとえば土星は「ルール、仕組み、型、官僚主義」というキーワードがありますが、土星に縁がある人で、こういうキーワードがしっくりこない人がいます。
地球には「わたし」がありますが、これもしっくりこない人もいます。
ヘリオンセントリックの星読みはルールや枠がなく、ついでに教科書のようなものもなく、マジメな人は読むのに一苦労しているようです。
心の生活習慣病がジャマをする
これは「大企業がやっているちゃんとを自分にも求めなきゃいけない病」という心の生活習慣病です。

個人でできることには限りがあります。
んで、大企業は多くの人とお金と、長い時間をかけてモノを作ります。
大企業とおんなじモノをつくる必要はなく、やりながら作っていき、問題が起きたら工夫を考えて変えていく、そんなフットワークの軽さが個人でサービスやモノをつくる前提です。
大企業がつくっているのと同じモノをつくらないとダメと思っている人は、ヘリオンセントリックの星読みは苦労するようです。
「いいかげんは良い加減、適当は丁度いいってこと」

と自分に言い聞かせて心の生活習慣病を抜けていくことです。
正解はしっくりくる感覚
んじゃあ、マジメな人はヘリオンセントリックの星読みができないかというと、そんなことはなく、マジメな人ができること、マジメな人のほうができることがあります。
それが「しっくりくる感覚をとらえる」練習をすることです。し続けることです。

星の意味をしっかり覚えなきゃ、その枠やルールから外れてはダメ。
そう思いこんで、ヘリオンセントリックの星読みにつまづいている人は、しっくりくる感覚をとらえる練習をすることです。
そのしっくりくる感覚を鍛えるために、このサイトでは「フォーカシング」をオススメしています。
これはフェルトセンスという感覚にふれる練習で、臨床心理士を育成する大学のカリキュラムにも取り入れられているものです。
「う〜ん。なんだろう、この感覚。胸になんか感じるんだけど、うまく言葉にできない」
たいてい悩んでいるときって、そんなモヤ〜っとした感覚が体のどこかにあります。
そんなモヤ〜っとした感覚がフェルトセンスと呼ばれるもので、これはいわゆる「体からのメッセージ」と言われるもので、スピリチュアルではインナーチャイルドからのメッセージとも言われます。
フォーカシングは内観の一つで、ヨガや瞑想とおなじ部類にはいるものです。
フォーカシングをやることでフェルトセンスにふれ、そのフェルトセンスを言語化しやすくなると、ヘリオンセントリックの星読みがうまくできます。
星の意味を考えているときに体の感覚にフォーカスすることで、
「あ、この人にはこの言葉がハマるかも?」
というのを体の感覚が教えてくれます。
この体が教えてくれるモノがしっくりくる感覚です。
マジメにコツコツやることが得意な人は、星の意味を覚えるより、まずフォーカシングを練習することです。
フェルトセンスを磨くメリット

心と魂のプロとして活躍したい、そのためにヘリオンセントリックを学んで星を読めるようになる。
そう思いヘリオンセントリックを勉強したかもです。
プロとして活躍するって大変です。
ブログやSNSを書いて、サービスを考えて、お客さん相手して、お金をもらう。
人によってはやりたくないことをやんなきゃと思うこともあります。
お金をもらう。対価をもらうが結構ひっかかるようです。
遠慮せずもらっちゃいなよ、ユーがもらっちゃえばいいじゃん。
心・魂のプロでやることは地味で地道で、最初に夢見ていた華やかなイメージが崩れて、途中で挫折することもあります。
そもそも占いやスピリチュアルなサービスって、そんなにニーズがないわけです。とくに有料となるとニーズが少なく集客に苦労します。
んで、講座をはじめ、弟子をとり、相談者を依存させツボやハンコやパワーストーンを売ったりする人もいます。
最初は「お金じゃないんだ。気持ちだ、気合だ」と言っていた人が、逆にふりきってネットワークビジネスにハマったりもします。

なにが言いたいかというと、どこかであきらめる選択も心・魂のプロを目指すときに考えておくことですよ、ってことです。
で、フォーカシングでフェルトセンスを感じる練習をしていると後々の生活に役立ちます。
自分の悩みを自分で解決できるし、人の悩みに共感してアドバイスができるなど、お金にはならないにしても感謝されます。
地味に地道にトコトコと自分のペースで、いつか人の心にかかわる仕事ができたらいいなぁと思っている人なら、勉強して損はないのがフォーカシングです。
フェルトセンスの磨き方
フェルトセンスを感じるのって人によっては時間がかかります。
人と感じ方がちがうので、正解となるものがありません。
他人と同じように感じるものではないし、感じる必要もないのがフェルトセンスです。
そんなフェルトセンスの磨き方で最初に覚えるのがリラックスです。
「体の力ぬいてください」
マッサージや整体で、そう言われ自分では抜いているつもりでも、抜けない人いますよね。
実はほとんどの人がホントのリラックスを体験できていません。
ホントのリラックスは体の穴ぜんぶからいろんなモノをたれ流している状態です。
そこまでやる必要はないにしても、体がリラックスしている状態をまずは体験することです。
で、そんなリラックスした状態から呼吸に集中して、体のポイント(胸かみぞおち)に意識を集中することです。
そうやっていると体のポイントに違和感がうまれます。
その違和感を観察することです。
なんにも判断せずに、ただ観察することです。
違和感はずっと変化をしていきます。その変化をただ観察し続けることがフェルトセンスを磨く練習です。
やり続けると感覚がつかめてきます。
24時間ずっと観察し続けられるようになると、あの漫画の主人公たちのように「全集中の呼吸」ができている状態です。

人によっては刀をもてば技を出せるかもです。
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