占いって、占い師の言うことをそのまま受け容れがちです。
なんでかというと自分で占えないからです。
たしかに占いって、なんか難しそうで、特別なチカラが必要と思われがちです。
たとえばタロットとか、霊感タロットをうたっている人もいて、霊感がないとタロットをつかえないなんて思いがちです。
ただ、タロットは霊感なんていりません。僕も霊感ないですが、霊感なくても困りません。
霊感タロットといったほうがハクがつくからというだけで、タロットに霊感はいりません。
タロットにかぎらず占いって、じつは誰にでもできるんです。
自分でみれた方がムダにお金をつかう必要もなく、自分の人生を自分で決めるために便利なのが占いです。
そんな占いの一つに西洋占星術があります。
西洋占星術ではホロスコープというものをつかいます。
相談者が生まれた月日、時間、場所をしらべて、その日の星の配置を出したものがホロスコープです。
そのホロスコープでいろいろと読めるのですが、どこをどう読んで、そう言ったのかわかりませんが、
「とくに目的はないです」
と言われた方がいました。言われた方は、
へ？
と思った。と言っていましたが、僕も、
へ？
と思いました。
目的がないってアータ、目的がないって……
じゃあなんのために生まれてきたの？
と目が点になりました。
ということで、ジオセントリックとヘリオセントリックの人生の目的の読み方について解説をしていきます。
生まれてきた以上、かならず目的はあります。
ジオセントリックとヘリオセントリック
さて、西洋占星術は色々ありますが、僕の専門であるヘリオセントリックと一般的な西洋占星術のジオセントリックについて解説をします。
ジオセントリック
ジオセントリックは一般的な西洋占星術です。
ジオセントリックはホロスコープをもとにして読みます。
星座と星を組みあわせて読んでいきます。
この星がこの星座とくっついているから、こんなコトがあるよ（知らんけど）
という読み方が基本です。
ジオセントリックはいわば自分の説明書のようなものです。
自分の思考や行動のパターン
自分ぶち当たる壁
自分を気持ちよく満たす方法
などを読んでいきます。
結婚のタイミングもわかるようですが、ホロスコープ通りの人生をすごしているのは1,000人に1人くらいと言われていて、ほとんど当たらないそうです。
今年、結婚せずにいつするの？ いまでしょ？！
という時期をスルーしている人が多いんだとか(^o^;)
ジオセントリックでわかる人生の目的とは、
自分をどう輝かせるか
自分が乗りこえるカベ
で、自分をどう活かせば、人生の目的を果たせるかを理解するのがジオセントリックだと僕はとらえています。
ヘリオセントリック
ヘリオセントリックは、ジオセントリックより大きな視点で人生を見つめます。
ジオセントリックが自分の取扱説明書なら、そんな自分がどこへ行ってなにをしたいかを知るのがヘリオセントリックです。
いわば魂のガイドブックがヘリオセントリックだと僕はとらえています。
自分を最大限に活かすことで見えてくる人生の目的、そのときに活かしている才能や得意とする役割を読んでいくのがヘリオセントリックです。
ヘリオセントリックは太陽系を上から見下ろすような視点で見る占星術で、地球よりも宇宙のルールが適用されます。
そのような視点と考えで読むので、自分の幸福がわかりづらいです。
なんの話かというと、自分の適職や理想のパートナー、金運などはわからず、いつが幸運期とか天中殺のようなバイオグラフィーもわからないです。
いわゆる占いで見るコトは、ほとんどと言っていいほどわかりません。
ただ、それがいいし、それでいいわけです。
そもそも、なにをもって幸せかは人それぞれですが、いわゆる占いで言われる幸福は、
お金持ちになるとか
パートナーに出会えるとか
好きなコトをしているとか
一般的な幸福観でいう幸福です。
そんな幸福が起きたとしても、それが続くわけではありません。
そうなることが事前にわかったとしても、努力をしなければ幸福はこないわけです。
そもそもで、自分はホントにそういったモノを望んでいるの？
もし、望んでいるのならなんで実現しないのかしら？
自分がホントに望んでいるモノって、いったいなんなの？
と考えつくし、自分の枠をこえた先にある魂のままの自分が実現したときの青写真を探すのがヘリオセントリックです。
そんな魂のままの自分で生きていると、
「理想のパートナー？ お金に困らない生活？んなもん、ちゃんちゃらオカシイ。不運なんて鼻息で吹き飛ばしたるわい。フンー！」
と、悟りを開いたオカマさんのような生き方に変わっていきます。
そうなるヒントを見つけるのがヘリオセントリックです。
ジオセントリックは個人のホロスコープをもとにして自分について詳細に解釈する一方、ヘリオセントリックはより大局的な視点を持っています。
ジオセントリックとヘリオセントリック、どっちが良いというわけじゃなく、それぞれ異なる視点から人生の目的を探求するツールがあることを理解してもらえればと思っています。
ジオセントリックとヘリオセントリックは異なるアプローチで、人々が自身の人生の目的を理解し、成長と発展をとげる道標になります。
目的がない人なんていない
ということで、
ジオセントリック
自分の個性を知って、自分の望んでいる幸福観や目的を果たすために乗りこえるカベなどを知るのがジオセントリック
ヘリオセントリック
そんな自分を活かしていくことで、他人とどんな関係性を築いて、そのなかでどんな役割をはたし、どんな個性を活かすかについて知るのがヘリオセントリック
という風に僕はとらえています。
ジオセントリックでもヘリオセントリックでも、人生の目的がないなんてコトはなく、生まれてきた以上、人生の目的があるというのが僕の結論です。
そんな人生の目的を知るために、占いとうまく付きあってもらえることを願っています。
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